AI時代に弁理士ができること──事務所としての向き合い方
生成AIが実務にも入ってきて、明細書のたたき台づくりや先行技術の下調べは、以前よりずっと手軽になりました。では、弁理士の仕事は要らなくなるのでしょうか。私は、そうは考えていません。むしろAIを使うほど、人にしか任せにくい […]
化学/材料の効果/記載要件──裁判例で読む
以前、「化学/材料の発明、特許化の落とし穴──「数値限定」「パラメータ発明」とサポート要件」で基本を取り上げました。今回はその続きとして、化学/材料の「効果」と「記載要件」が、実際の裁判でどのように判断されてきたかを、代 […]
明細書には何を書くのか──発明を「言葉にする」という作業
特許出願を弁理士に依頼すると、明細書という書類が出てきます。数十ページに及ぶこともあり、依頼する側からするとブラックボックスに見えるかもしれません。しかし、この書類の中身こそが、後に権利の強さを決めます。今回は、明細書に […]
特許出願「非公開制度」とは──機微/デュアルユース技術を扱う企業が出願前に知っておきたいこと
2024年5月から、特許出願の一部を国が非公開にできる「特許出願非公開制度」の運用が始まっています。安全保障の観点から設けられた制度で、半導体やエネルギー、先端材料など機微な技術(公にされると国家や国民の安全を損なうおそ […]
弁理士に相談するとき、何を持っていけばいいか
「まだ形になっていないから、もう少し固まってから相談しよう」──そう考えて、相談のタイミングを逃してしまう。実は、これがいちばんもったいないパターンです。今回は、初回のご相談に向けて、何を持って、何を話せばよいのかを、実 […]
発表してしまった発明は、もう特許にできない?──新規性喪失の例外という救済
「学会で発表してしまった」「展示会に出した後で気づいた」「クラウドファンディングを公開してから相談に来た」──実務では、珍しくない場面です。特許は、出願より前に公開された発明には原則として認められません。ただし、日本には […]
それ、特許になりますか──「発明」の入口と、四つの関門
ご相談でいちばん多い質問が、これです。「うちのこれ、特許になりますか」。答えは「場合によります」なのですが、それでは役に立ちません。実は、特許になるかどうかは、いくつかの関門を順に通れるかで決まります。今回は、その関門を […]
特許出願から登録までの流れ──手続の全体像をつかむ
はじめて特許を出そうとするとき、いちばん不安なのは「この先どうなるのか分からない」ことではないでしょうか。出願したら、いつ審査され、いつ結論が出て、いつ権利になるのか。実は特許の手続には、決まった流れと、いくつかの節目が […]
分野をまたぐと、権利化で何が変わるか──化学×機械×制御の複合発明を「強い権利」にする視点
発明は、一つの技術分野にきれいに収まってくれるとは限りません。とくに近年の製品は、化学や機械、電気、制御といった複数の技術が組み合わさっているものが少なくありません。こうした複合的な発明を権利にするとき、分野をまたいで扱 […]
高分子/機能性材料の発明を「権利」にする──化学系の権利化で押さえる勘所
高分子や機能性材料の発明は、優れた性能があっても、そのままでは「強い権利」にしにくい難しさがあります。技術の中身そのものより、「どう書き、どこまで守れるか」で権利の価値が大きく変わるためです。ここでは、化学系の権利化で押 […]



