知財実務の基礎
意匠登録がなくても守れる?──デジタル空間の模倣と不正競争防止法
製品やブランドの「かたち」をまねされたとき、頼りになるのは意匠権や商標権です。ただ、登録していない場合でも、不正競争防止法(不競法)で対応できる場面があります。近年はその守備範囲がデジタル空間にも広がりました。 不競法に […]
意匠権の使いどころ──画像・建築・内装・部分意匠で「デザインを資産に」
特許は技術を、商標はブランドを守る権利です。では、製品やサービスの「見た目」は何で守るのでしょうか。その答えが意匠権です。2019年(令和元年)の法改正で守れる範囲が大きく広がり、活用の幅が増えました。中小企業やスタート […]
半導体・電子部品の発明を「強い特許」にする──権利化で押さえる勘所
半導体や電子部品の分野は、技術の進歩が速く、一つの製品に膨大な数の特許が絡みます。中小の部品メーカーや、材料・装置を手がける企業にとって、自社の技術をどう権利にするかは、事業の生命線です。今回は、半導体・電子部品の発明を […]
電池材料の発明を守る──電極やセパレータ、電解質の権利化を材料視点で
前回は「水素を支える高分子材料と特許──電解質膜やアイオノマー、シールの権利化」で水素関連技術を支える高分子材料の権利化を取り上げました。今回は電池材料です。EVや蓄電の広がりで電池の知財は注目を集めていますが(電池リサ […]
水素を支える高分子材料と特許──電解質膜やアイオノマー、シールの権利化
先に、「高分子/機能性材料の発明を「権利」にする──化学系の権利化で押さえる勘所」で、「材料の視点は応用領域に通じる」とお話ししました。その典型が水素関連技術です。水素を「つくる、ためる、つかう」を支えているのは、その多 […]
その特許、侵害を証明できますか──分析で見つけられるクレームの書き方
特許は、登録された時点で完成ではありません。その価値が本当に試されるのは、他社の製品を手に取って、自分の請求項と突き合わせる場面です。そしてそのとき問われるのは、「登録できたかどうか」ではなく、「侵害を立証できるかどうか […]
化学/材料の効果/記載要件──裁判例で読む
以前、「化学/材料の発明、特許化の落とし穴──「数値限定」「パラメータ発明」とサポート要件」で基本を取り上げました。今回はその続きとして、化学/材料の「効果」と「記載要件」が、実際の裁判でどのように判断されてきたかを、代 […]
明細書には何を書くのか──発明を「言葉にする」という作業
特許出願を弁理士に依頼すると、明細書という書類が出てきます。数十ページに及ぶこともあり、依頼する側からするとブラックボックスに見えるかもしれません。しかし、この書類の中身こそが、後に権利の強さを決めます。今回は、明細書に […]
特許出願「非公開制度」とは──機微/デュアルユース技術を扱う企業が出願前に知っておきたいこと
2024年5月から、特許出願の一部を国が非公開にできる「特許出願非公開制度」の運用が始まっています。安全保障の観点から設けられた制度で、半導体やエネルギー、先端材料など機微な技術(公にされると国家や国民の安全を損なうおそ […]
弁理士に相談するとき、何を持っていけばいいか
「まだ形になっていないから、もう少し固まってから相談しよう」──そう考えて、相談のタイミングを逃してしまう。実は、これがいちばんもったいないパターンです。今回は、初回のご相談に向けて、何を持って、何を話せばよいのかを、実 […]





